『逆説の後に主張』はもう古い?   より的確な主張の捉え方!

こんにちは。

ゆうとです。

 

今回は英語の長文においての

筆者の主張の捉え方

について説明したいと思います。

 

 

突然ですがあなたは

『逆説の後には主張が来るから注意』

という言葉を聞いたことはありますか。

 

 

この言葉は世の中の英語の参考書や

学校の先生たちのお決まりの

決まり文句のようなものですね。

 

 

自分も高校2年生から

耳にタコができるくらい

授業中この言葉を聞かされていました。

 

 

確かに言われている通り

逆説の後には実際主張が来る場合は多いのです。

 

 

でも

「逆説なんて長文内でたくさん出てくるじゃん」

「逆説の後に普通の内容が来るときも結構あるじゃん」

 と自分は思っていました。

 

 

だから自分はいまいち逆説の後にくる主張を

思ったようにとらえることができませんでした。

 

 

これによってあまり読解にメリハリがつかずに

英文を読んでも楽しくない

肝心な問題で間違えて点数をとりこぼしてしまう

など悔しい経験をしてきました。

 

 

 どうやったら主張を見抜けるのか。

 

考えた結果、どういった文脈の時に

逆説の後に主張が来やすいのかを

自分で検証してみることにしました。

 

 

 

そうして

上智の過去問を10数年ずつといてみた結果....

 

 

 

主張が来やすい時の論理構造のパターン

を発見したんです!

 

 「主張」の画像検索結果"

 

もしこの方法を知れば

読解にメリハリがつき楽しくなります。

 

 

 

そして細かい部分まで理解するのが

難しい早慶上智レバルの長文で

肝心な問題を落としにくくなります。

 

 もしこのパターンを理解すれば

あなたは合格に一歩近づける事になります!

 

 

では早速

逆説の後に主張が来やすい時の論理構造のパターン

を紹介します

 

それは

譲歩→逆説→主張

 

という論理構造です。

 

 

基本的にこの論理構造はセットでよく英文で使われ

この後には必ず主張が来ます。

 

 

 

なので譲歩の意味を表す単語が来たら

逆説と主張がくるのではないか

と疑って英文を読み進めてください。

 

 

そうすれば

あなたは的確に筆者の主張を捉える事ができます。

 

 

ここで譲歩を表す語でよくでてくるものを紹介します

 

may,can,of course

true,indeed,to be sure

 

この6つは必ず押さえときましょう。

 

一方逆説は

but,howeber,yet

 

の3つが重要単語となります。

 これらの語が出てきたら筆者の主張が来やすいです。

 

 

 

今日からあなたも

この譲歩の6語が出てきたらしるしをつけて

逆説と主張がくるのを待ってみましょう。

 

 

 「待つ」の画像検索結果"

 

 

 

 

それでは。

 

 

同じ形を見抜く?  パラグラフの秘密②

こんにちは。

ゆうとです。

 

今回は

パラグラフの内容の捉え方

について説明します。

 

 

前回で伝えた通り英文には

1パラグラフにつき1つの内容

が記されていますね。

 

 

 

よって英文の全体像をつかむには

パラグラフごとのサマリーを捉える

ことが一番効率的なのです。

 

 

 

 

 

そしてこの記事では

パラグラフのサマリーを捉えやすくする方法

について説明したいと思います。

 

 

あなたはただ読んで

パラグラフを捉えるより

この方法を頭に入れながら読めば

確実に内容を捉えやすくなります。

 

 

そしてこの方法は

早慶上智のような難関校ほど

効果が出やすいものになるので

上位校に受かりたい人は必ずみて下さい。

 

 

 

 

パラグラフの内容を捉えるには

言い換えを見抜く

ことが大事です。

 

 

 

 

どういうことかというと

英文ではよく

同一パラグラフ内で

同じ内容を言い換えるということが

頻繁に起きるからです。

 

 

 

 

これは

英文の中では常とう書法ですが

難関校ほど言い換え部分に

下線部がひかれ、問題になりやすいです。

 

 

さて言い換えを見抜けといわれても

どうやって見抜けばいいのか。

 

 

 

それは

同じ形に注目する

ことで見抜けるようになります。

 

「図形」の画像検索結果" 

 

 

少し例文を見てみましょう!

 

 

【例文】(2004 慶応 商)

 

「Several EU states have enacted laws to stem the tide of English.

...........(中略)  ........ These measures can be seen as attempts to limit the expansion of English.」

 

 

 

 

この文章は

実際の入試問題のある段落の

最初の文と最後の文を

切り取ったものです。

 

 

 

 

皆さんは言い換えがあることに

気づいたでしょうか。

 

 

 

 

言い換えを見抜くには

同じ形に注目するんでしたね。

 

すると

「stem the tide           of English」

    と

「limit   the expansion of English」

という言い換えがある事に気づきます。

 

この意味はほぼ同じです。

 

 

そして早慶上智レベルだと

「stem」に下線部が引いてあり、

意味を問う問題があります。

 

 

これは「stem」という単語を

もともと知っているかを問う問題ではなく

「stem」が「limit」の言い換えであることに

気づいているかを問う問題です。

 

 

 

 

このように

言い換えを見抜ければ

パラグラフの内容を

つかみやすくなります。

 

 

 

 

皆さんも早速

同一パラグラフ内の

似ている形に注目して

線を引いてみましょう。

 

 「線を引く」の画像検索結果"

 

そうすれば

言い換えを見抜けるようになるはずです。

 

 

 

それでは。

 

 

 

 

 

 

最初の一文さえ読めばわかる?  パラグラフの秘密①

こんにちは。 

ゆうとです。

 

今回は英文を読む上で知っておきたい

パラグラフの秘密

について説明したいと思います。

 

 

みなさんはそもそも文章を読む際

大枠や全体の内容をつかむこと

を意識していますか。

 

 

 

木を見て森を見ず

という言葉がありますね。

細かい部分にとらわれると大きく全体や本質をつかめない

という事を表しています。

 

 

実は英文を読む際、

「木を見て森を見ず」の受験生が多いんです。

 

「木を見てる人」の画像検索結果"

 

 

英語は一文一文読むのに時間がかかりますし

読むのに必死になりますよね。

そうなると結局全体像がつかめくなります。

 

しかし残念なことに

早慶上智に限らず長文の設問の最後には

「この文章全体に当てはまる選択肢を選びなさい」

的な問題が出ます。

 

 

そしてこの高配点の問題を落としてしまうと

他の設問を落とすより

不合格に近づいてしまいます。

 

 

 

英文が読めるのと全体像をつかむのは

同じことではありません。

一文一文読めていてもそれを全体的に

理解することができないと全体像はつかめないのです。

 

 

 

もしそうなれば

高配点の問題を落としやすくなり

不合格に近づいてしまいます。

 

 

 

 

そうならないようにする方法は

英文をパラグラフごとに要約する能力

が必要です。

 

 

なぜパラグラフごとか

それは英文の構造的に

1段落につき1つの内容が書いてある

からです。

 

 

 

ですからパラグラフごとに

まとめれば一番効率的

文章全体の内容を把握することができるのです。

 

 

 

 

この記事を読んだら早速今日から

パラグラフの横に一文程度で

サマリーを書いてみてください。

 

 

 

 

なれないうちは頭の中だけでまとめるのと

他のパラグラフを読み進めていくうちに前のパラグラフのサマリーを

忘れてしまいやすいので実際書いてみることをお勧めします。

 

 

 

 

そして次回は

1段落1内容の英文のパラグラフ内容を

よりわかりやすくつかむ方法を伝授します。

よかったら見てみてください。

 

 

 

それでは。

英文を”見える”ようにする?  イメージ化の重要性

こんにちは。

ゆうとです。

 

今日は

イメージの重要性について

お話します。

 

 

あなたは普段

文章を読むとき

何を考えていますか。

 

 

本を読むのが好きだったり、得意な人の中には

頭の中に絵が浮かぶ

という人がいますね。

 

 

逆に本を読むのが苦手な人は

文をイメージするのが苦手な人が多いです。

 

 

要するに文章を読みやすくするには

文章の正確なイメージを頭の中に浮かべる

事が大事だということです。

 

 

「イメージ」の画像検索結果

 

 

 

これは

受験英語においても同じことです。

 

 

普段僕たちは

英文をどのように読んでいるでしょうか。

 

まず英単語をみて、日本語に翻訳し、

最後に頭の中でイメージ化してますね。

 

 

英語 → 日本語 → イメージ化

 

という3段階を踏んでいると思います。

 

 

しかしもし

 

英語 → イメージ化

 

のように英語から直接イメージ化できるよう

もっと英文を効率的に読めるようになりますよね。

 

本当は

ネイティブと同じような読み方が

理想だということです。

 

 

そんなの無理だ!

って思いますよね。

 

 

確かに全ての単語をイメージ化することは難しいと思います。

それができたらもうネイティブですよね。

 

でもある工夫をすることで

より正確なイメージをしやすくなる語

というのも存在します。

 

今日その中から一つ具体例を紹介していきます。

 

① A rather than B

 

「A rather than B」はほとんどの単語帳では

AよりむしろB

と訳します。

 

これは間違いではないのですが、

筆者は長文でこの熟語を

BではなくA」

と言いたいときに使います。

 

実際「A rather than B」の言い換えとして

「not B, rather A」という熟語も存在します。

 

よくあるミスとしては

「AよりむしろB」という訳の日本語にとらわれすぎて

筆者はBということも言いたいのでは

と勘違いしてしまうことがあります。

 

このミスをなくすために、

Aの下に〇、Bの下に✖を書き入れます。

 

          A rather than B

                  

 

このようにすれば「AではなくB」を

正確に頭にイメージしやすくなります。

 

 

 

 

このように英文を可視化すると

正確な英文読解ができて

効率的に英文を処理できるようになります。

 

 

「記号 イラスト」の画像検索結果

 

 

今日からあなたも早速前置詞や接続詞などの下に

自分でイメージしやすい記号を入れてみましょう。

 

 

それでは。

 

 

 

 

パターンさえ覚えればわかる! 等位接続詞がある文における副詞(句)の解釈のしかた

こんにちは。

ゆうとです。

 

今回は前回に引き続き

長文における等位接続詞の読み方

について説明します!

 

 

軽く前回のおさらいをすると

等位接続詞の直後をみると

どことどこをつないでいるかがわかり

複雑な文でも読みやすくなるというものでした。

 

 

 

そして今回は

等位接続詞がある文では

副詞(句)がどこにかかるのか

を見ていきたいと思います。

 

 

 

なぜ副詞がどこにかかるのかを

正確に理解しなくてはならないかというと

難易度の高い文章になればなるほど

副詞(句)のかかり方が複雑になっていくからです。

 

 

 

もし、このやり方をマスターできれば

より難しい長文をより正確スムーズ

読めるようになります。

 

 

 

 

 

では早速副詞のかかり方をパターン化していきます。

 

「整理 画像」の画像検索結果

 

M A and B

②A M and B

③A and M B

④A and B M

M→副詞(句)

 

副詞のかかり方は全部でこの4パターンです。

 

 

ではMどうやってかかっていくのかを

パターン別にみていきましょう

 

M A and B

→・MはAのみにかかる

   or

 ・MはA,B両方にかかる

 

②A M and B

→・MはAのみにかかる

 

③A and M B

→・MはBのみにかかる

 

④A and B M

→・MはBのみにかかる

   or

 ・MはA,B両方にかかる

 

となります。

 

②と③はかかり方が一つなので

大丈夫だと思います。

 

 

 

一方で①と④は

2パターンの解釈の仕方があるので

文によって選別しなければなりませんね。

 

 

 

選別する際は

意味で判断してください。

 

 

例えば

He went  to school and enjoyed playing soccer at the schoolyard

(彼は学校へ行き校庭でサッカーを楽しんだ)

 

 

という例文において

副詞句である「at the schoolyard」

は意味的に「enjoyed playing soccer」

にかかるのは明らかですよね。

 

 

今回のような簡単な文では

いちいちパターンを考えなくても明らかです。

 

 

 

しかし文構造が複雑になっていくと

パターンを頭に入れて文章を読まないと

どこがどこにかかっているのかが

わからなくなります

 

 

 

 

 

 

以上2回にわたって

長文における等位接続詞の読み方

を説明してきました。

 

 

 

 

大事なことは

簡単な文でもしっかりと等位接続詞が

どことどこを結ぶのか明確にしていくこと

です。

 

 

 

 

そしてこの方法に慣れていくことで

難しい文でも少しずつ解釈できるようになり

最終的には長文を読むスピードが上がります。

 

 

「成功」の画像検索結果

 

 

 

 

長文におけて等位接続詞をみたら

①直後を見る!

②副詞のかかり方のパターンを覚える

の二つを実践してみてください!

 

 

 

 

 

それでは。

 

 

 

 

      

 

 

等位接続詞が早慶上智の長文のカギ!? 文構造の明確なとらえ方!

こんにちは。

ゆうとです。

 

今回から2回にわたって

長文での等位接続詞の読み方

について説明します。

 

 

 

あなたは長文を読んでいる際

等位接続詞を意識して読んでいるでしょうか。

 

 

 

そもそも等位接続詞ってなに?

っていうひともいると思うので

説明します。

 

 

 

簡単に言うと等位接続詞とは

文法上対等の関係にある「語」「句」「節」をつなぐ語

というものです。

 

 

 

代表的なものは

「and」,「but」,「or」

があります。

 

 

 

そして長文を読む際に注意したいのは

等位接続詞がどことどこをつないでいるか

明確にするということです。

 

 

「等位接続詞」の画像検索結果

 

 

どうして明確にする必要があるかというと

早慶上智レベルの長文は文構造が複雑で

なんとなくの読み方では通用しないからです。

 

 

 

今、あなたが普段読んでいる長文は

なんとなくの読み方でも読めるかもしれませんが

そのままの読み方では

早慶上智の英語を攻略することは不可能です。

 

 

 

 

簡単なレベルの文から

等位接続詞の読み方を着々と練習していけば

複雑な文構造の文を丁寧に読み進めていけるようになります。

 

 

 

 

読めなくなってから練習するのではなく

いまから練習することで

ライバルたちに差をつけましょう!

 

 

 

 

さてでは

どうやって等位接続詞を攻略するか

それは...

直後を見よ!!

ということです。

 

 

 

 

なぜ直後か。

それは等位接続詞が

原則として同品詞を結ぶからです。

 

早速例文で確認していきましょう。

 

Tropical forest are adapted to this situation and grow well under these conditions.

 

 

 

このandはどことどこをつないでいるでしょうか。

 

andの直後をみてみると

「grow well」という動詞が来ていますね。

andは同品詞をつなぐため

前の動詞である「are adapted」と対応していることがわかります。

 

 

 

残りの副詞句である

「to this situation」と「well under these conditions」

はそれぞれ

「are adapted」と「under these conditions」

にかかります。

 

 

 

 

andがつないでる部分を《》でくくると

 

Tropical forest 《are adapted to this situation

                                           and

                      《grow well under these conditions》.

となります。

「訳:熱帯雨林はこの状況に適応し、この条件下でよく成長する」

 

 

 

 

文中に等位接続詞がある際の副詞句のかかり方は

もう少し詳しい説明が必要なので

次回説明します。

 

 

 

 

また最初のうちは上のように

自分で構造通りに文を書き換える

ととても分かりやすくなります。

早速今日からあなたも実践してみましょう!

 

 

 

 

あなたも

直後をみて

等位接続詞をマスターしましょう。

 

 

 

 

 

それでは。

 

 

 

 

これで時間不足ともおさらば? あなたが長文問題を時間内に解き終えられない理由

こんにちは。

ゆうとです。

 

今回は長文読解での

問題を解くときの時間の使い方

説明します。

 

長文読解で

せっかくいいペースで文を読んでたのに

問題を解くのに時間がかかって

最後まで解き終わらなかった

なんて経験ありませんか?

 

しかも最後の方こそ、

そな文章の全体像を問う問題であったり

時間があれば解ける問題だった

なんて後悔することはありませんか。

 

じつはこれ

出題者の罠

はまっているんです。

 

「落とし穴 画像」の画像検索結果

 

 

どういうことかというと

早慶上智などの上位校ではよく

最初の方に高難度の問題を配置すること

がよくあります。

 

理由は

最初に高難度の問題を配置することで

時間を削り、正答率をあえて下げようとする

からです。

 

このような罠に引っかからないために

捨て問を見極める

ということが大事になります。

 

最初の問題が

高難易度の問題だったら

捨て問として、後に回す

 

そして、時間が余ったら

戻ってくる。

 

このように

戦略的に時間をマネジメントし

問題を解き進めていく能力も

合格を勝ち取るためには必要な能力です。

 

そんな能力をある人がどうか

見極めるために

あえて捨て問を置いているとも言えます。

 

みなさんも

罠にひっかからず

わかる問題を優先的に解いていきましょう。

 

それでは。