パターンさえ覚えればわかる! 等位接続詞がある文における副詞(句)の解釈のしかた
こんにちは。
ゆうとです。
今回は前回に引き続き
長文における等位接続詞の読み方
について説明します!
軽く前回のおさらいをすると
等位接続詞の直後をみると
どことどこをつないでいるかがわかり
複雑な文でも読みやすくなるというものでした。
そして今回は
等位接続詞がある文では
副詞(句)がどこにかかるのか
を見ていきたいと思います。
なぜ副詞がどこにかかるのかを
正確に理解しなくてはならないかというと
難易度の高い文章になればなるほど
副詞(句)のかかり方が複雑になっていくからです。
もし、このやり方をマスターできれば
より難しい長文をより正確にスムーズに
読めるようになります。
では早速副詞のかかり方をパターン化していきます。
①M A and B
②A M and B
③A and M B
④A and B M
※M→副詞(句)
副詞のかかり方は全部でこの4パターンです。
ではMがどうやってかかっていくのかを
パターン別にみていきましょう
①M A and B
→・MはAのみにかかる
or
・MはA,B両方にかかる
②A M and B
→・MはAのみにかかる
③A and M B
→・MはBのみにかかる
④A and B M
→・MはBのみにかかる
or
・MはA,B両方にかかる
となります。
②と③はかかり方が一つなので
大丈夫だと思います。
一方で①と④は
2パターンの解釈の仕方があるので
文によって選別しなければなりませんね。
選別する際は
意味で判断してください。
例えば
He went to school and enjoyed playing soccer at the schoolyard
(彼は学校へ行き校庭でサッカーを楽しんだ)
という例文において
副詞句である「at the schoolyard」
は意味的に「enjoyed playing soccer」
にかかるのは明らかですよね。
今回のような簡単な文では
いちいちパターンを考えなくても明らかです。
しかし文構造が複雑になっていくと
パターンを頭に入れて文章を読まないと
どこがどこにかかっているのかが
わからなくなります。
以上2回にわたって
長文における等位接続詞の読み方
を説明してきました。
大事なことは
簡単な文でもしっかりと等位接続詞が
どことどこを結ぶのか明確にしていくこと
です。
そしてこの方法に慣れていくことで
難しい文でも少しずつ解釈できるようになり
最終的には長文を読むスピードが上がります。
長文におけて等位接続詞をみたら
①直後を見る!
②副詞のかかり方のパターンを覚える
の二つを実践してみてください!
それでは。